大事なこと

言いたいこと、主張は形を変えて何度も何度も出てくる。
高校生の頃、現代文で習った。
評論文とかの読解で、まあ受験向けに勉強したんですけど、
別に国語だけでなく、英語は勿論ですが、色んなものに当てはまるよなぁと、今更(…でもないですが)…。


徒然に…。。。。。




音楽もそうだし、芝居もそう。
よく考えてみれば(よく考えてみなくても…)すごーく当たり前田のユキドンなんですけど、
こないだのロマンチックにヨロシクなんかは、3つの時代(場面)が出てくるんですけど、全部別々にというか、分けて考えちゃう(観ちゃう)と内容がすっちゃかめっちゃかになってしまう。
まあ、ちょっとずつ、それぞれの歳のスミレちゃん(さん)だというのがわかってくるのですが、
つながりがそれだけだったら、そのお芝居をやる意味が無い〜!
時代、場面、人物、関係なく、全部つなげて(並列にも直列にも)考えれば、だいたい台本の主張は掴めるんじゃないですかねぇ。
って、当たり前ですが…。
こういうのが本当に当たり前なのか、正しいのかわかりませんが、僕はそうやって考えてます、大雑把ですが。
だけど、セリフ(本)だけで捉えようとしても無理です。
なぜなら、
芝居だからです。
わかりにくい場合は特にですが、それを芝居(演技)で説明をちゃんとしてます。
しかも、脇役(的なもの)が、表でセリフを言っている主人公(的なもの)とかの裏で説明的に芝居していたりするので面白いんです。
作っていく方も、観る方も。
演出の妙、みたいな。


しつこく、くどい程ヒントを抽象的に芝居で表現(説明というか…)していくのがこの演出の魅力だと僕は思って、すごく好きなんです。
芝居からそういうのを自然に醸し出そうとする姿勢が良いなぁって思いました。
いらないセリフとか動作なんかも一つもない(←極端ですが)感じが凄い。
勢いだけの無駄なアドリブが入る余地がほとんど無い、、というか、アドリブで遊べそうな部分も、実は大事な部分で、そういうところもしっかり芝居する(毎公演まるっきり同じという意味ではなくて)散歩道楽の役者さんたちの芝居というものに対する誠実さも大好きです。
コント(みたいなもの)がただの盛り上げるコントには絶対なっていなくて、それが、つながりを作っている、というか説明的な芝居としてそこにある、みたいな感じで、「芝居」を観る楽しみを決して裏切らないところが魅力だと思いました。


そんな中、圭ちゃんやなっきぃやまいみ〜も、持ち前のキラッキラパワー全開で
良い意味で一直線な素敵な芝居をしていて、すごく感動しました。


まあ、僕のすごく偏った見方ですが。。
あ〜早くDVDでも観たいな♪